製品加工の流れ
材料調達(石)
製品の原料となる原石・スラブを海外より輸入して製品化しています。
「原石」とは切り出したブロック状の石のことで、「スラブ」とは原石を72インチ(直径約180cm)の刃で切断した板状の石のことです。
一次加工:丸鋸(まるのこ)切断(石・タイル)
材料を「ベット」と呼ばれる台に置き、レーザーポインタに合わせてセットし、切断します。
ミリ単位の精度が要求されるため、直径16・20・24・60インチの鋸刃を使い分けます。
二次加工:詳細加工(石・タイル)
研磨・小口(こぐち)・穴明(あなあけ)・溝などの加工は、製品の仕上げ状態を確認しながら、指示書に基づき慎重に手作業で行います。
職人の熟練の技と経験が光る工程です。
製品検品・梱包・出荷
出荷前に必ず検品を行います。
製品は1枚ずつすべて手作業で専用のL型パレットに乗せて梱包し、出荷します。パレットは搬入先から回収し、繰り返し使用することで環境やコスト削減に配慮しています。
現場施工
工事現場に搬入された製品は、石施工の職人によって1枚ずつ丁寧に施工され、建物が完成します。
工事・設計・営業が連帯して、安心安全な施工に尽力しています。